2003/09/06公開

ゲーム攻略方法


Tom Clanc's 
SPLINTER CELL
(完全日本語版)

ゲーム内容
映画『レッド・オクトーバーを追え!』や『パトリオットゲーム』の原作者として知られる小説家、トム・クランシー自身が観衆したアクションゲームが、Ubiソフトからトム・クランシーシリーズ「SPLINTER CELL 完全日本語版」として今年の5月に発売されました。このゲーム、私がいままでプレイしてきた「SOLDIER OF FORTUNE U」のような激しい銃撃戦は無く、敵に気づかれないよう極秘情報を盗み出すステルス・アクションが特徴となっているゲームです。
このゲームは、国家安全保障局(NSA)に「サードエシュロン」という存在を公にしていない特殊部隊が編成されていて、その中にスプリンターセルと呼ばれるスペシャルチームが在る。ゲームプレイヤーは、スプリンターセルの隊員であるサム・フィッシャーとなっていくつものミッションを遂行するというものである。


メニュー画面
メインメニュー プロファイルメニュー ゲームロードメニュー

ゲームはシングルモードしか用意されていません。ゲーム開始は、メインメニューから「ゲームスタート」を選択するとプロファイルのメニューが表示されます。最初は、新規プロファイルを選択し、プロファイル名の入力と難易度(普通、難しい)を選択します。2回目以降は既存プロファイルを選択すると、途中でゲームセーブしたところからスタートすることができます。または、ゲームクリアしてきた任意のミッションからスタートすることもできます。

メインメニューの設定を選択すると、コントロール、グラフィック、サウンドの設定画面が表示され各々設定を変更することも可能です。


任務に従ってゲーム開始

ゲームのストーリーは、2年間グルジア政界に潜入させたマディソン捜査官が消息を絶ってしまった。また、マディソン捜査官を捜索すために派遣したブラウスタイン捜査官も消息を絶ってしまった。そこで、サード・エシュロンとしても最初となる任務は、サム・フィッシャーがこの2名のCIA捜査官を捜索するためグルジアへ潜入するところから始まります。

ゲームを開始すると詳細な任務が言い渡され、目標を達成すると次の目標が言い渡されます。任務遂行中の作戦目標や各種情報はOPSATで確認することができます。任務遂行にあたって民間人や尋問すべき人物を殺害すると任務中止となるので注意が必要です。また、任務は隠密に遂行する必要がありますので、敵に見つかったり、射殺した敵や気絶させた敵を隠さないで放置したままにすると見つけられてしまい警告レベルが上昇します。警告レベルが上がりすぎてしまうと、これも任務中止になるので、敵や民間人に見つからないよう、また、OPSATからの情報やいろいろなアイテムを駆使して任務を遂行していきます。最終目標を達成すると任務完了となります。

ゲーム画面 クイックインベントリ

ゲーム画面の右側はライフメータ、右下には、OPSATに届いた「目標」「メモ」「データ」の未読状況が表示されます。その下には、ステルスメータが表示され、メーターが左側だと敵に気づかれることはありません。その下には、選択された武器、アイテムが表示され、銃の場合は下には残りの弾丸数が表示されます。武器やアイテムの選択はクイックインベントリ画面で選択できます。


Palm OPSAT(偵察衛星を使った情報送信装置)

目標 メモ データ

PalmTM OPSATは、軍事用に作成されたPDAでコンパクトな腕時計式になっている。OPSATにアクセスすると任務遂行に必要な「目標」「メモ」「データ」の情報が表示されます。「目標」は、任務の詳細な目標を表示します。
「メモ」は、任務遂行中に収集したヒントやドアロックを解除する暗証番号が表示されます。
「データ」は、任務遂行に必要な偵察データの情報をみることができます。また、データスティックは任務遂行中に収集した情報で鍵となる情報が含まれていることもあるので注意して見る必要があります。

 

グラフィックス
このゲームの特徴は、隠密に任務を遂行する関係で、暗闇が多くなります。そこで、光と影をリアルタイムに処理することによって、ゲームをよりリアルなものに作り上げています。
グラフィックエンジンは「Unreal Uエンジン」をベースにしてUbi softが独自拡張し、部屋や廊下の照明、通路の街灯なのどの光源処理をリアルタイムに行っています。銃で照明を破壊すれば、その周りは暗くなり、破壊されていない場所は明るいままにするという非常に負荷のかかる処理をリアルタイムに行っています。影の処理についてもリアルタイムに行われ、奥から先に現れる敵の影や自分自身が動き回る際の影の処理もリアルタイムに行われています。
このゲームでは、DirectX8より提供されているプログラマブルシェーダについても積極的に取り入れていて、ナイトビジョン使用時やサーマルビジョン使用時の視界、燃盛る炎はプグログラマブルシェーダを活用して処理しています。
これだけ光と影のリアルタイム処理が行われているにもかかわらず意外と軽いです。しかし、ゲームを軽快にプレイするためにはGeForceTi4200以上のグラフィックカードは必要と思われます。GeForceFX5200だと、解像度1280×1024では影やエフェクトの設定は「中」でなんとかプレイできる状態になります。GeForce4Ti4600だと「高」または「最高」でも軽快にプレイすることができます。しかし、サーマルビジョンを使用したときはかなり重く感じます。

グラフィック設定
ナイトビジョン未使用 ナイトビジョン使用
サーマルビジョン使用 燃盛る炎
グラフィック設定画面では、解像度以外に影やエフェクトの設定が可能になっている。
解像度は、640X480〜1600X1200まで選択できる。


 

サウンド
サウンドは3Dオーディオに対応していて、EAXにも対応していて、銃の発射音や、ビンの割れる音、缶の転がる音は、とってもリアルで、臨場感の高いサウンドを実現しています。しかし、全体的に音量が低めなことと3Dサウンドも「SOLDIER OF FORTUNE U」ほどには効果が出て無いように思いました。
サウンド設定
EAX ADVANCE HDを有効にするためには最低でもSound Blaster Audigyが必要となります。

 

 

操作性
コントローラーはキーボードのみの設定で、他のコントローラーは使用できません。前進、後退、右、左の操作はこの手のゲームに共通したキー割り当てになっていて違和感はありません。また、コントロール設定で好みのキー割り当ての変更が可能です。

コントロール設定


ゲームプレイ時の視点は3rdパーソンビューで「Max Payne」と同じです。

プレイ時の視点 銃を構えた時の視点 スナイパー銃のスコープ視点


なんといっても少ないキーアクションでいろいろな操作が可能です。しかし、銃撃戦が極端に少ないこのゲームは、敵に後ろから静かに忍び寄って気絶させるアクションを多く使用するのもこのゲームの特徴です。また、ジャンプにもいろいろな動作があって、壁を利用して高く飛び上がる二段ジャンプ、通路の上で股割り状態で敵を待つためのスプリットジャンプ、などがあります。また、アイテムを使用する動作もいろいろあってピッキングツールの使用が一番特徴的です。
スナイパー銃の使用も、非常に特徴があり、スコープ視点だと自分の息遣いで上下左右に揺れます。この揺れを止めるには数秒間、息を一時的に止めまることによって揺れを停止します。スコープ内の左側のバーが息を止める残り時間を示していてこのバーの残りが無くなるとスコープが揺れ始めるという具合に、かなりリアルな動作が可能になっています。

後ろから静かに忍び寄る 敵をつかみかかる 殴って気絶させる
ピッキングツールでロック解除 キーパッドで暗証番号入力 レーザーマイクで会話を盗聴

 

 

総合評価
派手な銃撃戦の好きな私としては、隠密に行動するゲームプレイは最初違和感がありましたが、何度もプレイしていくとかなりハマッテしまいます。ゲームの進め方は、プレイヤーによって幾通りにも進め方を変えることができます。敵を射殺しながら強行に進める方法もあれば、敵をできるだけやり過ごして進める方法もあります。かなり面白いゲームであることには間違いないです。

※2003年10月29日
このゲーム何度かクリアーすると、ストーリーがOneパターンなのでちょっとつまらなくなります。ストーリーがワンパターンなのは「Splinter Cell」だけではありませんが、途中で分枝できるともっと長く楽しめると思います。そこで、ゲーム内容の評価点をちょっと5点→4点の辛口点にしました。

 評価点
ゲーム内容
グラフィック
サウンド
操作性
★★★★☆
★★★★★
★★★★☆
★★★★★
4点
5点
4点
5点
合計   18点


評価環境
CPU AthlonXP2400+(2.01GHz)
メモリー Crucial Micronチップ256MB PC2100 CL2.5×2 = 512MB
マザーボード Gigabyte GA-7DXR+(AMD761) BIOS F9
HDD IBM Deskstar 120GXP(40GB)
サウンドカード Creative Sound Blaster Audigy 2 Digital Audio
OS WindowsXP SP1 DirectX9.0b
ビデオカード&ドライバー ELSA GLADIAC925ViVo (nVIDIAリファレンスドライバー Ver45.23) 

 


ゲーム攻略
Splinter Cellのゲーム攻略方法です。あくまでも一例として参考にしてみてください。

任務名
1. 警察署
2. 国防省
3. 製油所
4. CIA本部
5. カリナテック
6. 中華人民共和国大使館
7. 食肉処理場
8. 中華人民共和国大使館2
9. 大統領宮殿

 



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