2002/04/14公開
2002/06/08更新

SOLDIER OF FORTUNE U DUBLE HELIX (英語版)

ゲーム内容
このSOLDIER OF FORTUNE U 〜DUBLE HELIX(二重螺旋)〜は対テロリストグループの傭兵ジョン・マリンズを主役としたFPSゲームのSOLDIER OF FORTUNEの続編で、第1作目から、1年半経っての登場です。英語版は5月22日に発売されその輸入版を早々に購入してみました。日本語マニュアル付英語版は6月6日に国内販売開始しています。

※ここに掲載した画像はコントラストを調整し見やすくしています。
スタート画面
マルチプレイヤー
ゲームは下記のモードが用意されています。

1:Single Player
Single Playerでは10のミッションと70のレベルをプレイすることができます。
Single Playerでのゲームの難易度は、
@Amateur
AGun of Hire
BConsultant
CSoldier of Fortune
DCustom 
の5種類用意されています。

また、前作同様にTutorialも用意されています。

2:Random Mission Generation
Random Mission Generationはランダムに作成されたミッションを制限時間内に遂行するモードです。


マルチプレイヤーモードは別アイコンで起動します。

 

スクリーンショット
今回のストーリーは、対テロリスト傭兵のMullinsがバイオ兵器を持つバイオテロリスト組織の行動を阻止すべく各国を駆け巡り任務を遂行していきます。ゲーム進行はシネマ風のストーリー展開となっていて前作とはちょっと雰囲気が変わっています。
登場してくる国や地名はプラハ、コロンビア、香港、カムチャッカ、スイスと実在の地名が使用されています。また、ミッションで使用できる武器は実在の軍事用武器20種類以上在り、ミッションの無いように合わせて選択します。
銃撃戦も前作より凝っていて。密林戦、トラックの荷台、ヘリコプター内からの機銃戦や、小隊を組んでの銃撃戦なども新たに組み入れられています。また、激しい銃撃戦以外にも敵に忍び寄ってナイフで倒す場面もあり、かなり戦術を重視したゲームプレイも要求されます。

日本語化にする方法
ショートカットの後ろに「sp_language 8」を追加します。
"C:\Program Files\Soldier of Fortune II - Double Helix\SoF2.exe" sp_language 8

日本語化



 

グラフィックス
グラフィックインタフェースはOpenGLでQuakeVグラフィックエンジン改良版のGHOUL2 レンダリングシステムを使用しています。グラフィックは格段に向上し、リアル感はより一層高いものに生まれ変わっています。
グラフィック・オプション
オプション画面では、解像度の選択など各種の設定が可能です。FSAAの設定も可能です。
解像度は、640X480〜1600X1200まで選択できます。
キャラクターはモーションキャプチャーされていて、リアルな動きを実現しています。また、人物モデルで3000ポリゴン、銃のモデルは1500ポリゴンとリアル感の高いグラフィックに仕上がっています。GHOUL2 レンダリングシステムの使用で人物の目や口の動きの表現とてもリアルになっています。また、ヒットポイントが多くなっているので急所を確実に狙って撃たないと、気を抜いた瞬間に相手の攻撃に合ってしまいます。
相手が死亡したときの姿は無残で、残酷な映像なのでここには載せませんでした。


私は、1280X1024のVeryHighに設定してプレイしました。


 

サウンド
サウンドはDirectSound、EAXに対応しています。
AUDIO設定
EAX対応といってもADVANCE HD対応なのでSound Blaster Audigyじゃないと機能しないようです。私の持っているSound Blaster Live! XGamerではEAXの機能は使用できませんでした。ちょっと残念。

銃の発射音や、爆弾の爆発音、また、相手が悲鳴を上げながら倒れる音は、とってもリアルで、たまに背筋がぞっとするときがあります。このゲームでは、プレイする上でサウンドはとっても大切で、見えないところから相手の近寄る足音を注意して聞いていないと不意に攻撃されてしまいます。このように、臨場感の高いサウンドを実現しています。

 

操作性
ゲームプレイ時の視点は従来と同じくファーストパーソンビューとなっていています。

プレイ時の視点 スナイパー銃のスコープ視点

今回から、銃を両手で持つことが可能になり攻撃力は更に増しています。スナイパー銃ではスコープの倍率変更は従来と同じです。また、物陰から覗き込むことも従来と同じに可能で敵に見つからないよう行動する場合とっても重要な機能となっています。

 

総合評価
前作と比べ物にならないぐらいのリアル感で、残酷なシーンはより一層強烈なものとなっています。当然、バイオレンス設定で残酷なシーンにならない設定も可能です。操作は殆ど軽快にプレイできますが、たまに重く感じる場面もあります。これは、パッチが出てくれば解決するのではと思います。
この作品の売りはやはりリアル感だと思います。人物の動き、グラフィックの美しさ、臨場感のあるサウンドはリアル感を出すための演出効果にかなり寄与していると思います。ストーリーは、最後の方で思わぬ展開になって行きますが、最後はちょっとあっけない終わり方かなと思います。しかし、かなり良く仕上がったゲームだと思います。それと、なんと言っても主人公であるジョン・マリンズは実在の人物なのが驚きですね。ここに本人のインタビュービデオがありますので、どんな人物か見てみると面白いですよ。
本年度アクション系ゲームでは一押しだと思います。

オフィシャルサイトには、シングルデモがありますので購入する前に一度試してみるといいです。

 評価点
ゲーム内容
グラフィック
サウンド
操作性
★★★★☆
★★★★★
★★★★★
★★★★☆
4点
5点
5点
4点
合計   18点


評価環境
CPU AthlonXP1600+(1.63GHz)
メモリー Crucial Micronチップ256MB PC2100 CL2.5
マザーボード EPoX-E8K7(AMD761)Rev1.1 BIOS  BIOS 1a17
HDD IBM Deskstar 120GXP(40GB)×1(FastTrak100 RAID0)
サウンドカード Criative SoundBlasterLive! X-Gamer
OS WindowsXP DirectX8.1
ビデオカード&ドライバー ELSA GLADIAC925ViVo (nVIDIAリファレンスドライバー Ver29.20) 

 


マルチプレイヤーデモ Leaked 2002/4/14
マルチプレイヤーデモ版が来週リリース予定ですが、その流出版のスクリーンショットです。
QuakeVエンジンの改良によりリアルさはかなりアップしてます。特に銃は前作とは比べ物にならないくらいリアルです。弾を詰め替える時の動きもリアルです。GeForce2ultraカードを使用しましたが軽快にプレイできました。日米同時発売で5月発売予定です。


スキン&武器選択

プレイショット

 

 

 

 

 


 


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