2001/11/07公開


Rally CHAMPIONSHIP XTREME (英語版)

ゲーム内容
Rally CHAMPIONSHIP XTREMEはMobil1 Rally CHAMPIONSHIP(以降、MRC)の続編としてActualizeが提供する最新ラリーゲームです。SUBARUインプレッサ、三菱LANCER EVOLUTION VI、FORD FOCUS、プジョー206と代表的なWRカーやミニクーパー、ランチャ・ストラトスなどのヒストリックカーを含め合計27車種使用することができます。コースは全6ラリーで24ステージを走ります。今回は、英語版がリリースされてますのでそのレビューです。完全日本語版は12月14日に発売予定です。

メインメニュー Championship Mode メニュー
ステージ紹介画面 車選択
ゲームプレイには、5のモードがあります。

1.Championship 本物のラリーと同じく見えない敵者とのタイム差を競い、全6ラリーを走ります。途中で決められた時間内に修理も可能です。
2.Quick Play Single Stage と Single Rally があります。Championshipで競う前の練習用です。
3.Arcade チェックポイントを通過するとタイムが加算され時間内に走ります。各ステージは逆コースとなっています。
4. Challenge 所持金で車を購入し、ラリーに出場し賞金を稼ぐことにより性能の高い車へとチェンジしていきます。
5.Multiplayer ネットワーク対戦で6台プレイできます。


ドライビングのビュー下記の7つを切り替えて使用することができます。(私は、コックピットのビューでプレイします)
コックピット コックピット(センター) フロント ボンネット
後方1 後方2 後方3  
 


ペースノートエディター

これは、ラリーゲーム初めてだと思いますが、標準のペースノートをプレイヤーにあわせて編集することができます。ペースノートの編集は「Championship」「Singl Rally」「Challenge」で使用することができ、画面中の「Pecce Drive」ボタンを押すと、ペースノートエディットモードになります。プレイヤーがナビゲーションして欲しいタイミングのところで方向指示表示やナビボイスを追加や変更していきます。
ゲームを進めていくと、標準のナビゲーションが一部いいかげんなところがありました。それに、指示の出るタイミングちょっと早すぎる感じがします。けっこうミスコースしちゃいました。特に夜のステージはミスコースしやすいので、ペースノートエディターで指示の追加たタイミングを変更する必要があります。(こんな、ミスするの私だけでしょうね!!)

Pecce Driveを選択する ペースノートエディット画面




スクリーンショット
WRCカーもドライブすることができました。車内に入ってくるエンジン音はなかなかいいです。他のクラスの車よりハンドリングはかなりいい感じになっています。
バックファイアーも再現されていました。Peugeot206のバックファイヤーのショットをうまく取れましたので掲載しました。

 

 

グラフィック
前作のMRCと比較するとかなり綺麗になってます。車の外観や内装のメータ類も美しく忠実に再現されていますし、車がクラッシュした時の破損の表現もリアルで、バンパーが外れたり、ボンネットが無くなるとエンジンルーム内部まで見えエンジンも細かく表現されています。
コースの路面や周りの木や空に浮かぶ雲も綺麗に表現されています。それに、太陽の逆光の表現や夕焼けなども綺麗に表現されています。
車の艶はちょっとテカリ過ぎのような気がします。ボディーが夕日に反射すると透き通ったような虹色になってしましいます。

グラフィック設定画面 解像度設定画面
車の破損具合もリアル、タイヤが無い! 泥はねもリアル、ドライバーの頭動きます
テールライトの点滅もリアル 夕日がとても美しい

解像度は640X400の16bit〜1600X1200の32bitまで設定できます。リフレッシュレートも変更でき、60、70、72、75、85、100、120Hzを選択できます。各種のディテールを設定することができ、環境マッピングに「cubic」を設定することも可能です。

今回は、解像度を1028×864の32bit、でリフレッシュうレートは85Hzです。環境マッピングの「cubic」は使用しませんでした。これだけ美しくかつリアルに表現されているのに軽い動作でした。

 

サウンド
サウンドは、エンジン音や排気音はドライバース・ビュー毎に違ったサウンドになっていました。しかし、迫力に欠けるサウンドで、前作のMRCと比較してもちょっと迫力無いです。あの、アクセルオフした時のバックファイアーの迫力あるサウンド欲しかったです。

サウンド設定画面
サウンドは、DirectSound3Dのみの対応です。EAXには対応して欲しかったです。
各種のボリュームコントロールはできるようになっています。

 

 

操作性&挙動
このゲームは微妙なハンドリング、アクセル操作が必要なのでジョイスティックやゲームパッドで操作するのは至難の技で、フォースフィードバックのハンドルは必要不可欠だと思います。
ハンドリングは、路面変化、車の姿勢変化などの挙動はハンドルを通して感じることができます。しかし、ターマックとグラベルの路面の違いがハンドルを通して把握し難く、車の滑り出すタイミングがつかみ難いです。慣れれば、そうでもないんですけど。
前作のMRCよりはいい感じのハンドリングですが、Colin McRae Rally 2のハンドリングに近い感じですが、いまひとつのように感じます。

コントローラー設定
コントローラーはPlug&Playにより自動認識します。コントローラーのキーコンフィギュレーション画面は別画面が表示されます。
フォースフィードバックの強さを設定することはできません。しかし、十分な反力になっていると思います。でも、調整できた方がいいですね。
アクセルとブレーキは分離させるのではなく片方にAccelerte&Brakeを設定します。でないと、Rally Trophyの時の不具合と同じ症状が発生します。


車のセッティング
車のセッティングは、MRCやCMR2と大差ないです。


 

総合評価
デモ版では、かなり評判の悪かったRally Championship XTREMEですが、製品版では、全然別物でした。サウンドを除いて全体的にColin McRae Rally 2といい勝負だと思います。コースの景色の美しさはColin McRae Rally 2より上です。でも、ハンドリングはColin McRae Rally 2の方が上ですが、前作のMRCよりは、かなりいい感じのハンドリングです。各ステージの難易度はColin McRae Rally 2よりRally Championship XTREMEの方が上で、コース幅は狭いです。でも、MRCほどの狭さではありません。ゲーム全体の作りやコースの作りは、なんとなくMRCを思い起こさせるところがあります。
欲を言えば、MRCと同じくらいのコース幅と長い距離で、ハンドリングがRally Trophyと同じだとgoodなんですけどね。

例によって、独断と偏見で評価点をつけました。
リプレイがセーブできないのと車のモデリングがいまいちなのでちょっと辛口採点にしました。<2001/12/15修正>

 評価点
ゲーム内容
グラフィック
サウンド
操作性&挙動
★★★★☆
★★★★☆
★★★☆☆
★★★★☆
4点
4点
3点
4点
合計   15点


 動作環境
CPU
メモリー
VGA


マザー
サウンド
スピーカー
OS
コントローラー
intel Celeron FSB134X12=1.6GHz
PLUSS PC133 CL3 256X2=512MB BIOS設定2-2-2 5/7
ELSA GRADIAC ULTRA (GeForce2ULTRA)
コアクロック=280MHz、メモリークロック=500MHz
nVIDIAリファレンスドライバーRev21.83
TUSL2-C BIOS Rev1010
Creative Sound Blaster Live! XGamer
Creative PlayWorks3500
WindowsXP Professional
Microsoft SideWinder Force FeedBack Wheel (USB)

 




inserted by FC2 system