コントローラー設定(Controls)

ゲームコントローラーのステアリングホイール、ペダル、フォースフィードバックの各種詳細設定を行います。

1.コントロール・スキーム(CONTROL SCHEME)
コントローラーのステアリングホイール、ペダル、フォースフィードバックのキャリブレーションを設定します。
コントロール・スキーム(CONTROL SCHEME)設定画面

設定項目 設定内容
コントローラーの選択 コントローラーを選択します。(Thrustmaster、Logitech、Fanatec、Microsoft、etc)
Automatic Clutch (自動クラッチ) 自動的にクラッチを操作する場合の設定です。自動的にクラッチ操作をする場合は「Yes」を選択し、プレーヤー自らクラッチ操作を行う場合は「No」を選択します。
Gearing (ギアチェンジの選択) Automatic 自動的にギアチェンジを行う場合に選択します。
Manual プレイヤー自らギアチェンジを行う場合に選択します。
Inverted Gearing (ギア操作の反転) パドルによるシフトチェンジする際にパドル操作を反転させます。例として「Gear Shift Up」にキーアサインされたパドルを操作すると「Gear Shift Down」の操作が行われます。
Inverted Camera Y Axis カメラY軸を反転します。
Reset ステアリングホイール、ペダル、フォースフィードバックのキャリブレーション設定をリセットします。
Calibrate Wheel ステアリングホイールのキャリブレーション設定を実行します。
Calibrate Pedals ペダルのキャリブレーション設定を実行します。
Calibrate Force Feedback フォースフィードバックのキャリブレーション設定を実行します。

ステアリングホイールキャリブレーション(Wheel Calibration) 設定内容
「CONTROL SCHEME」画面で「Calibration Wheel」をクリックします。 「Start」ボタンが表示されますのでクリックします。
左の画面が表示されたらステアリングホイールを反時計方向または時計方向へ最大限に回します。 次に「Next」ボタンが表示されたらクリックします。
左の画面が表示されたらステアリングホイールを反時計方向または時計方向に90°回します。
「Finish」ボタンが表示されたらクリックします。最後に「Save」ボタンが表示されますのでクリックして設定を保存します。

ペダルキャリブレーション(Pedal Calibration) 設定内容
「CONTROL SCHEME」画面で「Calibration Pedals」をクリックします。 「Start」ボタンが表示されますのでクリックします。
次にクラッチ、ブレーキ、スロットルの各ペダルを奥まで強く踏み込んで左の画像のように数値を「100」になるのを確認します。「Finish」ボタンが表示されたらクリックします。最後に「Save」ボタンが表示されますのでクリックして設定を保存します。

フォースフィードバックキャリブレーション(Force Feedback Calibration)

設定項目 設定内容
設定の選択 各項目の設定値を「Default」「Classic」から選択できます。以降の項目の設定値を変更すると名称が「Custom」になります。
Tire Force(タイヤフォース) 全体のFFB(Force Feedback)の内、タイヤに関係するFFBのみの強さを変更します。壁などへの衝突時の衝撃力のFFBは変化しません。
「Default」「Classic」での値は100で設定範囲は1~200です。
Per Wheel Movement(ステアリングホイールに対する動き) -1.00にするとステアリングホイールの動きが開放され勝手に左右へ激しく動くようになります。1.00にするとステアリングホイールの動きがロックされFFBは強くなりステアリングを切って手を放してもステアリングホイールがセンターへ戻る力がなくなり、プレイヤー自らセンターまで戻す必要があります。
「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は-1.00~1.00です。
Per Wheel Movement Squared
(ステアリングホイールに対する2乗の動き)
設定値を-1.00または1.00に変更してもFFBなどの変化は感じられませんでした。
「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は-1.00~1.00です。
Wheel Position Smoothing(ホイール位置スムージング) 設定値を増やすとステアリングホイールを切り込む時とセンターへ戻る時のFFBが微妙に強くなり動きがデフォルト値よりもスムーズに動くような感じになります。
「Default」「Classic」での値は0.04で設定範囲は0.00~0.20です。
Deadzone Removal Range(デッドゾーンの除去範囲) ステアリングホイール中央のデッドゾーンを除去範囲を設定します。「Steering Deadzone」の設定値に影響を受け、「Steering Deadzone」の値が0で「Deadzone Removal Range」を1.00に設定するとステアリングホイールの中央部分で振動するようになります。「Steering Deadzone」の値を3で試したところステアリングホイールが中央に位置しなくなり左右のどちらかにステアリングが切った状態で車が直進してしまいます。「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~1.00です。
Deadzone Removal Falloff(デッドゾーンの除去の減衰) ステアリングホイール中央のデッドゾーン付近のFFBを弱くします。「Steering Deadzone」の値を3で試したところステアリングホイールの中央付近のFFBが弱くなりフニャフニャした感じになります。「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~0.10です。
Linkage Scale(リンケージスケール) 設定値を1.00にするとステアリングを切り込むとFFBが極端に弱くなり、ステアリングをセンターへ戻す時のFFBが強くなって車の直進性が悪くなります。
「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~1.00です。
Linkage Stiffness(リンケージ剛性) 設定値を0.00または2.00に変更してもFFBなどの変化は感じられませんでした。
「Default」「Classic」での値は1.00で設定範囲は0.00~2.00です。
Linkage Damping(リンケージ減衰力) 設定値を0.00または2.00に変更してもFFBなどの変化は感じられませんでした。
「Default」「Classic」での値は1.00で設定範囲は0.00~2.00です。
Relative Adjust Gain(相対的(Relative)なゲイン調整) 設定値を2にするとステアリングホイールの切り始め及び戻り始めのFFBが強くなります。フルブレーキングした後、ブレーキペダルを放すとFFBの荷重が抜けステアリングが一瞬軽くなります。また、縁石の凸凹を敏感に拾うようになりFFBの強さが強調されます。
「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~2.00です。
Relative Adjust Bleed(Relativeをぼかす調整) 設定値を2にすると縁石を乗り越えた時やバンピーな路面を走行した際の車体に働く荷重をステアリングホイールへ伝えFFBを強調します。
「Default」「Classic」での値は1.00で設定範囲は0.00~2.00です。
Relative Adjust Clamp(Relativeを締め付ける調整) 設定値を2にするとステアリングをセンターに戻す時の力が強くなります。
「Default」「Classic」での値は1.00で設定範囲は0.00~2.00です。
Scoop Knee(スコープ ニー) 設定値を2にしてステアリングホイールを素早く左右に回した際のステアリングを切り込んで戻す時のFFBが若干強くなります。
「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~1.00です。
Scoop Reduction(スコープ削減) 設定値を2にしてステアリングホイールを素早く左右に回した際のステアリングを切り込む時のFFBが若干強くなります。
「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~1.00です。
Soft Clipping (Half Input)(ソフトクリッピング(ハーフ入力)) 設定値を増やすとFFBが柔らかいフィーリングになる。「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~10.00です。
Soft Clipping (Full Output)(ソフトクリッピング(全出力)) 設定値を増やすとFFBが重いフィーリングになる。「Default」「Classic」での値は0.00で設定範囲は0.00~10.00です。
Menu Spring Strength(メニュースプリング強度) 設定値を下げるとステアリングを切った後、センターへ戻すまでの間のFFBが若干減ります。逆に設定値を上げるとステアリングを切った後、センターへ戻すまでの間のFFBが若干増えます。「Default」「Classic」での値は0.40で設定範囲は0.00~1.00です。
Low Speed Spring Coefficient(低速スプリング係数) 設定値を0.00に減らすと停車時のステアリングが軽くなります。走りだすと通常の重さに戻ります。
「Default」「Classic」での値は0.92で設定範囲は0.00~1.00です。
Low Speed Spring Saturation(低速スプリング飽和係数) 設定値を0.00に減らすと停車時のステアリングはかなり重くなります。走りだすと通常の重さに戻ります。
「Default」「Classic」での値は1.00で設定範囲は0.00~1.00です。
Steering Gain(ステアリングゲイン) 全体のFFB(Force Feedback)の強さを変更します。0に変更するとFFBは無効になります。
「Default」の値は2.00、「Classic」の値は1.00で設定範囲は0.00~5.00です。

2.コントローラー設定(CONFIGURATON)
ステアリングホイール、ブレーキペダル、クラッチペダルの詳細を設定します。
設定(CONFIGURATON)画面

設定項目 設定内容
Steering Deadzone(ステアリングの遊び) ステアリング中央付近の遊びを設定します。デフォルト値は「0」なので遊びが無い状態です。ストレート走行中に車がふら付いて直進安定性が悪い場合は値を上げて調整します。ただし、値を上げ過ぎるとステアリングが反応しない領域が出てくるので注意が必要です。
デフォルト値の「0」でプレイしています。
Steering Sensitivity(ステアリングの感度) ステアリングの反応感度を設定します。コントローラーのステアリングホイールの切り角度とゲーム内のステアリングホイールが同じ切り角度になっているかを確認します。コントローラーのステアリングホイールの切り角度に対してゲーム内のステアリングホイールの角度が多く切れる場合は車の反応が敏感になりますので同じ切り角度になるように値を下げて調整します。逆にゲーム内のステアリングホイールの切り角度が少ない場合は車が曲がりにくい状態になりますので値を上げて調整します。
デフォルト値の「50」でプレイしています。
Throttle Deadzone(スロットルの遊び) スロットルが効き始めを設定します。スロットルペダルの踏み込みに対してスロットルペダルの反応しない領域が出てきます。反応しない領域が大きいと感じる場合は値を下げます。ヒール&トゥを行う場合は遊びを少なく(値を低く)した方が操作し易いです。
デフォルト値は「7」ですが、値は「0」でプレイしています。
Throttle Sensitivity(スロットルの感度) スロットルペダルの踏み込み量に対するスロットル感度を設定します。値が低すぎるとスロットルの反応が悪くなり、高すぎるとスロットルの反応が敏感にばってスロットル操作が難しくなりますので自分のプレイに合った値を見つけましょう。
デフォルト値の「50」でプレイしています。
Brake Deadzone(ブレーキの遊び) ブレーキの効き始めを設定します。デフォルト値は「7」ですが、値が大きくなるとブレーキペダルの踏み込みに対してブレーキの反応しない領域が出てきて制動距離が延びてしまいます。
デフォルト値は「7」ですが、値は「0」でプレイしています。
Brake Sensitivity(ブレーキの感度) ブレーキペダルの踏み込み量に対するブレーキ感度を設定します。値が低すぎるとブレーキの反応が悪くなりブレーキペダルを奥まで踏み込まないとブレーキの効きが悪くなります。逆に値が高過ぎるとブレーキの反応が敏感になってブレーキング操作が難しくなりますので自分のプレイに合った値を見つけましょう。
デフォルト値の「35」でプレイしています。
Clutch Deadzone(クラッチの遊び) クラッチの切れ始めを設定します。デフォルト値は「7」ですが、値が高過ぎるとクラッチペダルの踏み込みに対してクラッチの反応しない領域が出てきてギアチェンジがスムーズにできなくなります。
デフォルト値は「7」ですが、値は「0」でプレイしています。デフォルト値の「7」でも問題ないかと思います。
Clutch Sensitivity(クラッチの感度) クラッチペダルの踏み込み量に対するクラッチの切れの感度を設定します。
デフォルト値の「35」でプレイしています。
Speed Sensitivity(スピードが上がるとステアリングを鈍くする) 値を高くするとスピードの上昇に合わせてステアリングの反応が鈍り、ステアリングを切っても車の旋回が鈍くなって行きます。
デフォルト値の「0」を変更しない方がいいかと思います。
Controller Filtering Sensitivity
(コントローラ感度にスムーズフィルターを使用)
値を高くするとステアリングの動きがスムーズにはなりますが路面からステアリングに伝わる感触にダイレクト感が無くなります。
デフォルト値の「0」を変更しない方がいいかと思います。
Damper Saturation(ステアリングダンパーの値) 値を高くすると縁石を乗り越えた時の振動は伝わらなくなりダイレクト感が無くなります。
デフォルト値の「0」を変更しない方がいいかと思います。
Force Feedback(フォースフィードバックの強さ) ステアリングホイールへの反力の強さを設定します。デフォルト値は「60」ですが、値は「100」でプレイしています。
RPM/Gear Desplay(回転数/ギアポジション表示) エンジン回転数及びギアポジションを表示する設定です。追加でダッシュパネルを表示するアプリを使用した場合の設定のようです。
Controller Input Mode(コントローラー インプットモード) コントローラーの入力モードを1~3の中から選択できます。コントローラによって異なるかと思いますが、T500RSで試した感じではモード1はタイヤの滑る感覚やステアリングが取られる感じなどがステアリングにダイレクトに伝わってきます。2及び3はダイレクト感は微妙に少なくなります。デフォルト値は「3」ですが、モードは「1」でプレイしています。
Advanced(以下の高度な設定を使う) 「On」にすると以降「Soft Steering Dampening」「Visual Wheel Filtering」「Opposite Lock Help」の3項目について設定変更が出来るようになります。「Off」では以降の3項目は変更出来なくなります。
Soft Steering Dampening(ソフト ステアリング減衰) 「On」と「Off」で微妙に違いがあるようですが、実際に試した結果、違いは感じられませんでした。
Visual Wheel Filtering(ステアリング表示フィルタ ) 「On」と「Off」でステアリング表示の違いを確認しましたが、違いは感じられませんでした。
Opposite Lock Help(カウンターステア(逆ハン)アシスト) 「On」と「Off」で微妙に違いがあるようですが、実際に試した結果、違いは感じられませんでした。


3.アサインメント編集(EDIT ASSIGNMENTS)
各種のキー割当の編集を行う画面です。
アサインメント編集(EDIT ASSIGNMENTS)画面

MOTION VEHICEL ASSISTANCE
キー割当項目 キー割当内容 キー割当項目 キー割当内容 キー割当項目 キー割当内容
Steer Left ハンドルを左に Ignition イグニッション Steering Assistance ステアリング アシスト On/Off
Steer Right ハンドルを右に Start Engine エンジン スタート/ストップ Braking Assistance ブレーキアシストOn/Off
Throttle スロットル Headlights ヘッドライトOn/Off Anti-Lock Brakes アンチロックブレーキOn/Off
Brake ブレーキ Windscreen Wipers ワイパーOn/Off Stability Control スタビリティコントロールOn/Off
Handbrake ハンドブレーキ KERS KERS(電力アシスト) Traction Control トラクションコントロールOn/Off
Clutch クラッチ DRS DRS(空力アシスト) Automatic Clutch オートクラッチOn/Off
Gear Shift Up シフトアップ Request Pit Stop ピットストップの要求    
Gear Shift Down シフトダウン Increase Brake Bias ブレーキをフロントよりに    
1st Gear 1速 Decrease Brake Bias ブレーキをリヤよりに    
2nd Gear 2速 Increase Front Anti-Roll Bars フロントスタビを強く    
3rd Gear 3速 Decrease Front Anti-Roll Bars フロントスタビを弱く    
4th Gear 4速 Increase Rear Anti-Roll Bars リアスタビを強く    
5th Gear 5速 Decrease Rear Anti-Roll Bars リアスタビを弱く    
6th Gear 6速        
7th Gear 7速        
Reverse Gear リバースギア        
※TH8RSにようなHシフトギアボックスを使用する場合は1速~7速、リバースのキー割当ては自動的に割当てられませんのでこの画面でキーを割当てる必要があります。

CAMERA & VIEW GAME
キー割当項目 キー割当内容 キー割当項目 キー割当内容
Cycle Camera カメラ回転 Pause 一時停止
Look Behind 後ろを見る Reset Car 車をリセット
Look Up 上を見る Opponent Names 対戦相手の名前表示
Look Down 下を見る Cycle Motec LCD Motecメーター内の液晶表示切替
Look Left 左を見る Cycle HUD Display ヘッドアップディスプレイ切替
Look Right 右を見る Cycle Lap Info 周回情報切替
Seat Forward シートを前に移動 In-game Chat Box チャットボックス
Seat Backward シートを後ろに移動    
Seat Up シートを上に移動    
Seat Down シートを下に移動    
Seat Angle Up シート角度を上(視線を上に)    
Seat Angle Down シート角度を下(視線を下に)    
Increase View Angle 視野角を大きく    
Decrease View Angle 視野角を小さく    
Center VR Headset VRヘッドセットをセンターに    


inserted by FC2 system