2006/09/25公開
同梱のGT LegendsのCDキー公開(2006/10/05追加)
MoTeCの導入方法(2006/10/07追加)
GTLトラックのコンバート方法(2006/10/09追加)
GTR2 「 FIA GT RACING GAME 」
ゲーム全般 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
デモ版登場から約2ヶ月、とうとう「GTR2」が国内でも22日よりUS版の発売が開始されました。嬉しいことに、「Bonus Edition includes GT Legends」となっていてCDが3枚入っているではありませんか、「おっ〜、ラッキー」(GT Legends 持ってますけどね)とか思ったのですが、プロダクトキーが無〜い。巷では、このプロダクトキー無しで大騒ぎ状態です。ともあれ、「GTR2」をプレイしたのでレビューを掲載しますので参考になればと思います。
スクールの科目をクリアするとLockされているCustom ChampionshipがUnlockされます。
「Circuit Coaching」では、クリアするのに難しいのもありますが、頑張ってクリアしましょう。 Championship と Circuit の unlock 条件
画面に「UNLOCK」ボタンがありますが、これを押すと「CHAMPIONSHI」→「DRIVING SHOOL」、「DRIVING SHOOL」→「CHAMPIONSHI」へ画面が切り替わるだけです。 「Custom Championship」を走破するとBonus Track が unlock されます。これも、「Gold trophy」が無いとunlockされないtrackが多いので、頑張って「Gold trophy」取りましょう。
Champiomship のルール GTR2の公式Championshipでは、公式のレギュレーションと同じポイントとウェイトペナルティが適用されます。 2003年、2004年の公式Championship
Championshipポイント
Spacialポイント・ルール 24時間レースのSpaでは下記の3つの部分でSpacialポイントが2重に配当されます。
ウェイトペナルティ 上位3位まで順位に応じてウェイトが積まれます。
ウェイトハンディキャップ 4位以下はウェイトの軽減があります。
24時間レースを除いて、参加しなかったイベント数に応じてウェイトが積まれます。
ドライビング・ビュー ドライビングのビュー下記の4つを切り替えて使用することができます。
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サウンド | ||
サウンドは、前作でも迫力がありましたが、「GTR2」でも衰えることはなく、バックファイアーの音は前よりもかなり実車に近いように思います。コックピットビューでのサウンドも前作よりもより実車に近くなったように思います。(GTカーに乗ったことないで、TVを見ての感じです)
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操作性&挙動 | ||||||||||||||
ゲーム難易度は、「Novice」「Semi-Pro」「Simulation」から選択できます。挙動は、デモレビューでも記載した通りですが、低速域ではスピンし難くはなっていますが、アーケード的な挙動になった訳ではなく、タイムを詰めるのにスピードを上げていくとマシンは滑りだしてコントロールは難しくなって行きます。しかし、このマシンの滑る感じは違和感のあるものではなく、自然な感じで滑り出しているように思います。レコードラインを乱さないでマシンを滑べらせてコーナーの終わりでスライドがピタっと止まってコーナーを脱出する感覚は最高です。 自分は、アシスト設定を「ON」にしているとマシンをコントロールしていると言うより、「させられている」ような感覚があるので、いつも「Simulation」でアシストは全て「OFF」に設定しています。自分のドライビングスタイルは「GTL」で走りこむようになってから「グリップ重視」より「必要な箇所でマシンをスライド」させるようなドライビングスタイルに変わりました。このためか「GTR2」マシンでもスライドさせることが多くなりました。しかし、前述した通りマシンがレコードラインに乗ってスライドして行く感覚は最高で、いや〜、頭文字Dの藤原拓海になったような感じです。グラフィック同様に、挙動についても「GTR」から一揆に進化したわけではなく、「GT Legends」を経てたことにより正常に進化した挙動になったと言えるのではないかと思います。 2006/10/08追加 最近、プレイ中に同じカーセットを使用しているのにタイヤの違いによってタイムが違うことに気がつきました。NGTクラスでは、「Porsche GT3-RS」を使用してプレイすることが多いのですが、ボディサイズ、車重、エンジンは同じ仕様になっているのですが使用しているタイヤは「Michelin」「Pilleri」「Yokohama」「Dunlop」の4種類あります。この中では、「Michelin」タイヤを使用しているマシンが一番いいタイムが出ます。同じカーセットを使用しているのに、「Michelin」タイヤは他のタイヤよりコーナーでの踏ん張りが利いているのか挙動が安定しています。このようにタイヤの違いをシミュレートしているのも「GTR2」の特徴のひとつだと言えると思います。
コントローラー設定画面のに、日本未発売の「Logitech G25」が表示されています。
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総合評価 | ||||||||||||||||||||||||
「Driving School」はプレイステーションの「グランツーリスモ」に似たところがありますが、良くできています。「Driving School」は、「GT Lgends」の「Cup Challenge」と同じく、ゲーム性をちょっと出した感じで面白いと思います。それにしても、ピットインでピットクルー登場は泣かせます。 Championshipでは、実際のレギュレーション通りにポイントやウェイトハンディを付けたりと前作を上回る演出です。グラフィック、挙動共に現在のレースシミュレーターのトップに位置することは間違いないと思います。 評価点
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GTR2 Demo Version 2006/07/22 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||
人気ゲーム「GTR」が登場してから早2年、「GTR2」のDemo版がやっとリリースされました。 デモ版でプレイできるサーキットは「Catalunya」のみ、車は「Ferrari 575 GTC」と「Lamborughini Murcielago R-GT」の2車種、ゲームモードはシングルプレイヤーのみで「Time Trials」「Race Weekend」をプレイすることができます。また、難易度は「ARCADE」「SEMI-PRO」「SIMULATION」に切り替え可能になっています。天候や時間帯の変更も可能です。 さて、車のモデリングですが下に比較画像を掲載しました。ライトを点灯した状態ですが、フロント及びリアのライトは変にギラギラすることなく、より自然な感じで点灯していると思います。マシン自体も更に洗練された感じがあります。コースのモデリングも更に洗練されていて、同じ位置を走行している画像を比較すると違いがはっきりします。GTR2では、GTLと同じくドライバーの腕と足が動きます。デモビデオなんかだとピットイン時にクルーがタイヤ交換しているところもあったので製品版でも24時間レースなんかで、ピットクルーが動くんじゃないかと超期待しちゃいます。雨天走行時は、マシンがコースに映りこむ感じは良くできています。フロントスクリーンに雨のあたる感じは、「Colin McRae Rally」だと車の移動とともに雨滴もフロントスクリーンを流れるという演出を行っていますが、GTR2では残念ながらそこまでの演出はされていません。 さて、感じな挙動ですが、難易度を「Simulation」にしてもスピンし難くなりました。これについては、いろいろなサイトで議論を呼んでますが、これについてRSCのフォーラムに返答があり、「タイヤの物理モデルを改善したので低速域でのドライビングは容易になったが、速く走らせることが容易になることとは、別の問題。サンプルとして揚げた1分36秒(Noアシストで)を超えてから、それが、どのくらい簡単であったか言ってくれ。」ってな感じの内容になっているかと思います。う〜む、そう言われると私では36秒を切るのは難しいです。GTRだと、アクセルを「ガバッ」と開けると、簡単にスピンしてしまいますが、GTR2では、そのような急激な挙動変化は起きなくなっています。 挙動の良い悪いは、皆さんがデモ版でプレイして判定してみてください。 サウンドは、GTRの方が迫力あるように思います。でも、よく車載カメラの映像を見るとGTマシンって意外と静かなのねってことがあるので、こんな感じなんでしょうね。と言っても迫力がまったく無くなった訳ではありません。 その他では、ゴーストが出るようになりました。また、ゴーストカーのレーシングラインを表示することができ、ブレーキング、アクセルの開け閉めによってラインの色が違うので練習するときには有難い機能です。
デモ版ダウンロードは、 http://www.gamespot.com/promos/2006/gtr2-demo/index.html からどうぞ。
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同梱のGT LegendsのCDキー公開 2006/10/05追加 |
US版は、「Bonus Edition includes GT Legends」となっていてCDが3枚同梱されています。しかし、インストール用のCDキーはどこにも記載されていませんでした。これは、製造時にミスがあったようです。販売元である「Viva Media」でCDキーが公開されました。(問い合わせのあまりの多さにサポートも万歳したんでしょうか) CDキー : JGCTH-3N3VF-GU8R2-2EM79-W3TZ7 |
MoTeC の導入方法 2006/10/07追加 | |||||||||||||||||||||||||||||||
「GTR」でMoTeCのツールを利用することができましたが、「GTR2」でも利用することができます。「GTR」ではMoTeC製ソフト「Interpreter」が付属していたので即利用できましたが、「GTR2」では「i2 Pro」をインストールしないとデーターロガーを利用することができません。利用できるようにするまでの一連の手順を掲載いたしますので参考にしてください。 1.データ書き込みをONにする。 「OPTION」−「ADVANCED」メニューの「RACE DATA ACQUISITION」を使用可能にします。
2.ログファイル書き出し先フォルダーの作成 「C:\GTR2\」内に「MoTeC\Logged Data」フォルダーを作成します。もしくは、「i2 Pro」ソフトをインストールすると、Cドライブ直下に「MoTeC」フォルダーが作成されますので、「C:\GTR2\」に移動しても大丈夫です。 フォルダーの位置がデフォルト設定だとログファイルが書き込めていなかったので非常に悩みました。RSCのサイトでも同じような方がいて最近の書き込みで問題解決しました。 3.plrファイルの変更 C:\GTR2\Userdata\*Profile name*\*Profile name*.plrをメモ帳で開きます。[ DRIVING AIDS ]のところの「MoTeC LogFolder」行を下記のように書き換えます。 MoTeC LogFolder="C:\MoTeC\Logged Data" → MoTeC LogFolder="C:\GTR2\MoTeC\Logged Data" 4.「i2 Pro」ソフトのダウンロード&インストール 「i2 Pro」ソフトは下記のサイトからダウンロードします。 http://software.motec.com.au/release/ ダウンロードしたソフトをインストールします。 5.「i2 Pro」を起動しプロジェクト作成
6.「GTR2」の「OPEN PRACTICE」で走行 「OPEN PRACTICE」で適当なトラックを走行します。すると、「C:\GTR2\MoTeC\Logged Data」にログファイルが書き出されます。
7.「i2 Pro」を起動してログデータを見てみましょう
8.「OPEN PRACTICE」中にログデータを見るには 「OPEN PRACTICE」中に自分の走りを「MoTeC」でチェックすることができます。
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GTLトラックのコンバート方法(2006/10/09追加) | |||||||||||||||
デモ版の時からGTLのトラックを使用することができていたので「GTR」の時以上に早く、GTR2リリース以来、ADD ON トラックがいろいろ登場しています。その中で、GTLのADD ON トラックを簡単にコンバートしてくれるツールが登場していましたので、使用方法を紹介しますので参考にしてください。 1.コンバートツール「GTL 2 GTR2 Track Converter」をダウンロード コンバートツールは「NoGrip」のサイトからダウンロードします。 http://www.no-grip.net/index.php?categoryid=2&filenr=1510 ダウンロードしたファイルを適当なフォルダーに解凍して使用します。
2.「GTL 2 GTR2 Track Converter」を起動しコンバート元のトラックを指定
コンバート元のPathsは、「C:\GTL」になっていますが「Chenge Paths」で変更することができます。「GTL」を使っている方以外でもコンバート可能ですね。
3.コンバート完了
4.本当にコンバート成功したかな
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