ゲーム全般 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
FIAが公認したCodemastersが提供するF1レースシミュレーションゲームの「F1 2010」PC版が海外では2010年9月24日にUK版が販売開始され、国内でもPS3、XBOX360、PCの日本語版が10月8日から販売されていますがUK版を購入しました。F1ゲームは「F1 2002」が最後に購入したゲームですが、8年ぶりに購入したF1ゲームです。そのレビューですので、購入の参考になればと思います。UK版ですが日本語化が可能で、日本語音声、日本語表示方法についても紹介してます。各画面は日本語化したものです。 1.最初はWindows Liveの登録から開始 「Windows Live」へID登録しないとプレイしてきたゲーム内容が保存されませんが、「DiRT2」を既に購入し、その際にID登録していますので、登録の必要はありませんでした。下記に「DiRT2」での各々の画面で「Windows Live」のID登録、「Product Key」を入力した時の登録画面を紹介しますので、参考にしてください。
2)文字表示の日本語化 下記の4ファイルのファイル名を書き換えます。 ご覧の通り、「jpn」の箇所を「eng」に変更します。元のファイルは保存もしくはリネームして元に戻せるようにしておいてください。「jpn」ファイルも必ず保存しましょう。
3.キャリアを積んでトップチームへ 1)ゲームスタートはチーム選択から 一番最初にゲームを起動するとキャリアを積むためにチームを選択する必要があります。 最初のシーズンは下記の7チームから選択できますが、当然ながらマシン性能の低い下位チームからの選択で、デフォルトの難易度と年間目標順位はチームによって異なります。
4.ゲームモード、マシン、トラック 1)ゲームモード
2)マシン一覧 FIAが公認しているのでコンストラクターやF1マシン、ドライバーは実名です。
3)トラック一覧 トラックは2010年シーズンのグランプリ19コースが収録されています。
5.リプレイ画面 リプレイ画面では、早送り、巻き戻し、コックピットビュー以外のビュー変更ができます。 ただし、リプレイを保存することはできません。
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グラフィック | ||||||||||||||||||||||||||||||||
「MY F1」の中にある画面表示とグラフィック設定画面で各種の設定を変更することができます。
ドライビングビューは、5つのビューに切替が可能です。(小生はいつもコックピットビューでプレイします。) コックピットはマシン毎に違い、実際のマシンを忠実に再現していて雰囲気は最高です。
グラフィックは、美しいの一言につきます。ただし、雨のコックピットビューでは雨粒が流れないのでちょっと惜しい気がします。 F1マシンそのもののモデリングは忠実に再現されていて、特にコックピットは非常に出来がいいです。その他、マシンからの排気熱による空気の揺らぎ具合も、非常にきれいに表現されています。また、コース自体は実在の19コースでかつ最新のコースレイアウトになっています。コース周辺の建物も非常にリアルに表現されています。
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サウンド | |||||||||||||
AUDIO設定は、各種効果音なのどの音量設定のみにとどまっています。
F1エンジンは、何度かルールが変更され、2010年現在のルールでは排気量は2.4リッター、V型8気筒レイアウト、エンジン回転数を最大18,000rpmに制限されて、ターボ等の過給機装着はできません。現在、F1 エンジンを供給しているのはフェラーリ、メルセデス、ルノー、コスワースの4種類で、そのエンジン音を比較してみました。フェラーリとルノーは似たサウンドで甲高い音です。メルセデスはちょっと低めの音で、コスワースはもっと低い音です。 コックピットビューの映像を「YouTube」にアップしましたので、エンジン音の違いをご堪能いただければと思います。
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操作性&挙動 | ||||||||||||||||||||||||||||
いつも、小生はアシストを全てオフにしてプレイしていますので、今回もアシストは全てオフにしてプレイいます。 マシンの挙動は、いつもGTカーをプレイしている小生にとってはF1マシンの加速力、ブレーキング時のストッピングパワー、グリップ力の高さは異次元の世界で驚くばかりです。ただし、コーナー縁石の乗り具合をちょっと間違えると、いきなりスピンしたり、雨天時のマシンコントロールはシビアで急ブレーク、急ハンドルと急のつくものを行うと、コースアウトしたり、簡単にスピンしたりとシビアなマシンコントロールが要求されます。挙動がアーケード的なのかシミュレーション的なのか判断が分かれるかともいますが、実際のF1マシンに乗ったことないので想像ですが、現代のF1マシンの挙動を忠実に再現しているように思われます。 AIマシンの難易度は、「アマチュア」「中級」「プロフェッショナル」「レジェンド」から選択できます。ドライビングアシストは「ブレーキアシスト」「ABS」「トラクションコントロール」の「オン」「オフ」が可能です。「ギアボックス」は「オートマチック」か「シーケンシャルマニュアル」が選択可能です。 「タイヤシミュレーション」を「オン」にするとタイヤが摩耗し、グリップ力の低下もドライビングによって変化するためレースでのタイヤ交換戦略が重要になります。コースオフが多かったりドライビング状況によってはタイヤバーストも発生します。
予選10位以内だと雨天レース以外は最後に予選で使用したタイヤを使用するためタイヤ摩耗の進んだタイヤを使用するので何週目でタイヤ交換するかが重要になります。
クイックマシンセットアップもできますが、細かなセットアップも可能でセットアップ情報をセーブしたりロードしたりできます。
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総合評価 | ||||||||||||||||||||||||||
FIA公認だけに実在のマシン、最新コースが収録されておりよくできたゲームです。グラフィックの美しさは、いままでにない美しさで、マシン、コースともに実際のものを忠実にかつ美しく再現されていると思いました。リプレイを見ていると実車が走っていると見間違うほど、コックピットも非常にリアルです。マシンの挙動もかなりいい感じかと思います。ただし、クラッチが無いためスタートは自動でスタートするのでフライングは発生しません。自分の意思でレーススタートできない分、マイナス点としました。また、リプレイの保存が無いのもちょっと不満ですが、Codemastersのゲームって「DiRT2」でもリプレイ保存できないです。でも、現代F1のピット&タイヤ戦略を立てながらプレイできるのは、かなり楽しいゲームでF1マシンという異次元の世界を堪能できることは間違いないです。 評価点
動作環境
それでは、最後に韓国GPが開催されたYEONGAMのKorean International CircuitをRedBullでプレイした動画で「F1 2010」をご堪能ください。
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