2002/05/10公開
2002/07/06更新
F1 2002(輸入英語版)
グラフィック | ||||||||||||
デモ版のレビューでも触れていますが、グラフィックは前作よりかなり綺麗になっています。コースのモデリングはデモ版のALBERT
PARKサーキットで前作との違いはわかりましたが、鈴鹿サーキットでは更に違いがはっきりして、細かなところまで美しく再現されたモデリングとなっています。レース走行中でも、コースの周りに目を奪われることもしばしばありました。 車は2002年カーモデルとなっていて、特にコックピット周りは前作よりも細かなところまで忠実に描けています。デモ版レビューでF1 2001との比較画像がありますので参考にしてください。
解像度は640X400の16bit〜1600X1200の32bitまで設定できます。リフレッシュレートも変更でき、60、70、72、75、85、100、120を選択できます。各種のディテールも設定することができます。この辺は、前作と同じです。
|
サウンド | ||||
前作同様、臨場感あふれるサウンドは今回も健在です。今回もエンジンサウンドは全車共通になっていて、前作との違いはあまり見られませんでした。
|
操作性&挙動 | ||||||||||
マシンの挙動は、前作でもかなりの完成度だったので極端に良くなった感じは受けませんでしたが、鈴鹿のダンロップコーナーやスプーンコーナー入り口でのマシンの跳ねが少し押さえられたように感じます。
|
総合評価 | ||||||||
一見すると前作と差ほど違いが無いように見えますが、マシンやコースのモデリングを見直してより忠実に描画されて一段と美しいグラフィックとなっています。挙動も、見直されたようで若干良くなったようです。リプレイが全画面になったり、テレメトリーシステムが追加になったりと、着実に進化しているといえます。しかし、AI車の挙動はどうにもいただけません。この見直しは行われなかったのか、ちょっと不満です。鈴鹿サーキットの第一コーナーでは、必ずコースアウトするマシンがありクラッシュが発生します。また、天候を「Monsoon」にして、鈴鹿サーキットでプレイすると、AI車はストレートのスタート地点で急激にスピード落とすという、とんでもない挙動をします。これは、次回作ではAI車の挙動をもっと見直してほしいものです。 このゲームで、AI車と激しいバトルをプレイしたいと言う方にはかなり不満の出るゲームかと思います。しかし、それ以外では、マシンの挙動もすばらしく、グラフィックも綺麗でbPのF1ゲームだと思います。 評価点
|
F1 2002 WORK IN PROGRESS DEMO (英語版)
WORK IN PROGRESS DEMO 2002/5/10 | |||||||||||||||||||
EA SPORTSからF1 2001の続編F1
2002のデモ版がリリースされましたので、ミニミニレビューです。正式版は6月発売予定のようです。 プレイできるのは、「TEST DAY」「RACE」の2種類で、マシンは「Ferrari」「McLaren」「Williams」「Sauber」の4車種から選択、コースはAUSTRARLIAのALBERT PARKサーキットのみです。
F1 2001とF1 2002の画像を比較してみました。全体的に綺麗になっています。その分フレームレートがF1 2001で60fps前後だったのがF1 2002だと50fps前後と重くなっています。(GLADIAC 925ViVo、解像度1280×1024、FSAA 2Sample)
ハンドリングは軽くなったと思いますが私の環境だけでしょうか?もうちょっと重くてもいいかと思いますが調整はフル100%なのでこれ以上重く出来ません。この辺は各人の好みがありますけどね。後、前作にもあったレース中に天候が変わるオプションがあります。「SESSION OPTIONS」の「WEATHER CONDITIONS」を「Changing Weather」にするとレース中に晴天だったのがレースの進行に伴って曇りになり雨が降り出したりします。デモではピットストップが有効じゃないので製品版でレース中にレイン用タイヤへ変更出来るかはちょっと不明です。 F1 2001自体がグラフィック、車の挙動はかなり完成されたゲームですが、F1 2002はそれを損なうことなくより洗練させてきたという感じです。車のセッティングにはかかせないテレメトリー機能も入っていますがデモ版では機能しませんでした。とにかく正式版が出てくるのが楽しみなPCゲームの一つです。 デモ版ダウンロードは、こことこことここからどうぞ。 |