2004/02/28公開


Colin McRae Rally 04

Demo Version 95% Complete 2004/02/28
元WRCドライバーであるコリン・マクレー氏が監修するラリーゲーム「Colin McRae Rally」シリーズの最新版、「Colin McRae Rally 04」(以後、CMR4)のシングルプレイヤーデモ版が2月24日にリリースされました。PlayStation2版とXbox版は2003年9月に欧州で発売されていて、PC版は2004年4月に欧州で発売される予定です。「95% Complete」となっているのでデモ版の状態で製品版が登場してくると思われます。
デモ版では、2003年までコリン・マクレーがWRCでドライブしていたCitoroen Xsaraを「STAGE」モードでUSA(STAGE1)、JAPAN(STAGE2)、FINLAND(STAGE2)の三つステージをプレイすることができます。CMR3で無くなっていた、ネットワーク対戦が復活しているようですが、デモ版ではそれをプレイすることはできません。

グラフィックは、CMR3と比べると、各ステージの路面状況や周りの風景はかなり綺麗になっていました。特に雨のターマックステージ路面の水溜りやグラベルステージの砂利などはよく再現されていると思います。また、フロントスクリーンの汚れ具合は、走行中徐々に汚れるといった演出はなかなかいい感じでした。ただし、森林の描写はCMR3よりは良くなっているとは言え、まだまだ、Rall Sport Challenge(以後、RSC)のリアルな描写には及びません。プレイできるCitoroen Xsaraはノーマルカーをラリー仕様にしたコンプリートカーという感じのデザインで、2003年WRCカーのデザインになっていないのは惜しまれます。

挙動は、グリップの抜ける感じなんかはよく再現できているのですが、路面状況のハンドルへの伝わり方が今ひとつなところがちょっと不満の残るところです。また、WRCカーに乗ったことないので確かなことはいえませんがブレーキの効き具合はかなり強烈で、ここまで強烈には効かないだろうって感じになっています。CMR3よりはシミュレーション寄りになっているとは言え、CMR2と比べるとちょっとアーケード寄りの挙動かなって感じです。

サウンドに関しては、ドライバーズビューだとエンジン音の聞こえ方がかなり忠実に表現されれていると思います。しかしながら、排気音は今ひとつ迫力に欠けるのは惜しまれます。

スクリーンショット


私の環境だけとは思いますが、リプレイ中はフレームレートが極端に落ちて見るに絶えない状態になってしまいます。どうも、MSFFBWの問題のようで、キーボードでプレイすると問題ありませんでした。製品版では、この辺が改善されていることに期待したいです。

不満のある箇所もありますが、総じて楽しめるゲームだと思います。製品版の発売が待ち遠しいです。

デモ版ダウンロードは、
http://www.bhmotorsports.com/CMR4/downloads/2811
からどうぞ。

評価環境
CPU intel Pentium4 3.2GHz(3.4GHz OC) Hyper-Threading ON
メモリー SanMax (Winbond BH-5) 256MB×2 = 512MB PC3200 CL2.5
マザーボード Asus P4C800-E Deluxe (i875P) BIOS 1015
HDD IBM Deskstar 7K250(80GB)
サウンドカード Creative Sound Blaster Audigy 2 Digital Audio
OS WindowsXP SP1 DirectX9.0b
ビデオカード&ドライバー ATI RADEON9800Pro (CATALYST 4.2)
コントローラー Microsoft SideWinder Force FeedBack Wheel (USB)


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