2005/04/16公開
2005/05/03更新
SHIFT+の剛性アップ(2005/05/03)
実車さながらの操作感を再現したシーケンシャルシフト
FREX GP Shift+です
昨年末(2004年)に、Play Station2のグランツーリスモ4(GT4)をプレイするために、ロジクールのGT Force Proを購入しました。これを切っ掛けに、プレイするときのギアシフトは必ずシフトレバーを使用するようになりました。ところが、GT Force Proのシフトレバーは、「カチャ、カチャ」と安いおもちゃのような操作感なので、非常に不満を持っていました。更に、超リアルなPCゲーム「Richard Burns Rally」や「GTR」をプレイすると益々、ストレスがたまる一方なので、思い切って、リアルな操作感のFREX GP Shift+を購入しました。手作りのせいか、今、発注しても納期が約1ヶ月という人気商品で、先月の22日に発注してからやっと届きましたので紹介したいと思います。
注意)FREX GP Shift+を使用するためにはGT Force Proを分解するため保証を放棄することになりますのでご注意ください。
1.FREX GP Shift+の内容
使用されている材料は、本体側は3mm厚で、本体固定部は4mm厚のアルミ材が使用されていて、ボルト類も太めでかなりガッシリした作りになっています。また、本体上面にはカーボン材が使用されているようで、使用している材料からして本物志向です。
FREX GP Shift+ | |
本体以外に、GT Force Pro用のShift Outと組込み解説書、シールが同梱されています。シフトノブは握りやすい形状で本格的。
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手前側のショットです。 | |
下から見ると、構造は単純ですが、ガッシリした作りになっています。 シフト操作の硬さはスプリングで調整可能になっているみたいなんですが、調整方法がよく判らないので標準のままで使用します。 |
2.Shift Out の組込み手順
同梱されているShift Out (GT Force Pro専用)をGT Force Proコントローラー本体側に接続する必要がありますが、組込みは非常に簡単です。
交換前 | 交換後 |
3.使用した感想
1)超リアルとはこのことだ
GT Force Proのシフトレバーは、指先だけでも「カチャ、カチャ」と操作できるほど安っぽいものでした。しかし、この「Shift+」だとシフトノブを手のひら全体で握り、腕全体を使ってシフトノブを押し込んだり、引っ張ったりするようにしないとシフトチェンジが確実にできません。「GTR」で、6速から2速へ一気にシフトダウンする時は、手首だけで操作しようとしてもうまくシフトチェンジしてくれないので、もたついているとコースアウトしてしまいます。この場合、シフトノブをしっかり握り腕全体に力を入れて「グイッ、グイッ」と押し込んで素早くシフトダウンしていきます。そうすると、「Shift+」は「ガチッ、ガチッ」とかなりしっかりした操作音と共にシフトダウンして行きます。
シフトチェンジの操作には力を必要とするので「Shift+」はしっかりと固定する必要があります。また、固定する台の強度が弱いと台ごと動いてしまい確実なシフトチェンジができなくなってしてしまうので固定する台の強度にも注意する必要があります。椅子は、事務用の回転するものを使用しているのでシフトチェンジ時に動いてしまうことがあるので、シートの固定もきっちりやる必要がありそうです。
4.SHIFT+の剛性アップ (2005/05/03)
FREX GP SHIFT+自体かなり剛性があるため、取り付けが片側だけの固定だとシフトチェンジ時の剛性不足を感じていました。そこで、剛性を上げる工夫をしてみました。
FREX GP Shift+ 取り付け | |
剛性アップ用パーツ
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ホームセンターで、左のパーツを購入。
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パーツ取り付け後の状態
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取り付けは、簡単です。 |
これによりかなりの剛性が上がりましたが、それと共に取り付け台自体の剛性も上がるような工夫が必要です。剛性を上げる前は、シフトチェンジ時に若干「ぐにゃ」という感じがありまりたが、剛性を上げることによりシフトチェンジ時のフィーリングがかなりよくなりました。