2011/10/31更新

スプリング折損&対処方法(2009/09/24)
ヘルパースプリングHshift 追加(2011/10/31)



究極のシフトコントローラー
           FREX GP Hshift+
です

「FREX GP Shift+」を使って来ましたが、「GT Legends」をプレイしているどうしても、「ヒストリックカーでシーケンシャルシフトは無いよな〜」と常に思っていましたので、自分へのクリスマスプレゼントで「FREX GP Hshift+」を購入しました。


1.FREX GP Hshift+ の内容

FREX GP Hshift+
本体以外に、「Clutch+」で使用するボリュームと説明書が1枚同梱されていました。本体は「FREX GP Shift+」よりかなり重いです。
「Clutch+」では付属のボリュームが必要になります。これ見ちゃうと「Clutch+」と「SimClutch+」が欲しくなっちゃいます。FREXさんの罠でしょうか。
FREX GP Hshift+ 本体手前側
FREX GP Hshift+ 本体横側


2.シフト時のシフトノブの位置
ニュートラル以外は8つのポジションになります。下の画像は、真上から見たときの各ポジションのシフトノブの位置です。
7速、8速がかなり離れてしまいます。「GT Legends」だと5速までしか使わないので6速までだと丁度いい感じです。「FREX GP Shift+」に慣れていたので最初はちょっとストロークが長いなって思っていましたが、使っていくとなかなかいい感じのストロークです。
1速
3速
5速
7速
ニュートラル
2速
4速
6速
8速


3.FREX GP Hshift+本体内部構造

本体内部
じゃじゃ〜ん、本体内部です。ヒデキ感激状態です。(ちょっと古かったかな)
開け方は、本体シフト側の右側の六角ボルト2箇所を外します。反対側のプラスねじを外します。上下から固く締めているので簡単に開かないので、上の4墨の4箇所と下の4墨の4箇所の六角ボルトを緩めてると開けやすくなります。ただし、スプリングワッシャーの付いていないボルトは緩めないようにしてください。左の画像のスプリングで使用している六角ボルトはスプリングワッシャーが付いていません。それと、スプリングワッシャーが付いていても底面の中央4箇所はスイッチ固定用ですので注意してださい。
本体内部 シフトゲート部分 (3速に入れたところ)
シフトゲートが切られていて、手前左が1速、右が2速、奥の右が8速になります。
画像を見ていただくとグリスが付いていないので、2速→3速、3速→2速とシフトチェンジするとちょっと引っかかる感じがするのでスプレーグリスを付けたらスムーズにシフトチェンジできるようになりました。
本体内部 スイッチ部分(1速に入れたところ)
スイッチは、シフトバーの同じ位置に触れるよう円弧状に配列されています。シフト時にかかる力が均一になるよう工夫されています。
2本のスプリングでニュートラルを保っています

シフトの節度感を巧妙に実現する構造
シフトの固さは上部のネジで調整
シフトの固さは上面にあるネジをマイナスドライバーで右に回すと固くなります。
下の画像はニュートラルから1速へ入れたときの動きです。シンプルな構造ですが、シフト時の節度感を巧妙に実現しています。
ニュートラル時
シフト途中
シフト完了


4.FREX GP Hshift+の固定

FREX GP Hshift+ を固定
ホームセンターでL字の鉄製プレートを購入し固定しました。1速に入れてもFREX GP Shift+と干渉しなように固定しました。
FREX GP Shift+と比較すると少し長いです。
シフト時の剛性を出すため底面を固定
FREX GP Hshift+の標準固定方法だとシフト時剛性不足なので補強するためホームセンターで画像のパーツを購入し底面のネジ穴を利用してフレーム本体と結合し剛性アップさせています。


5.ドライバーインストールとコントローラー名称変更

標準ドライバーインストール直後
PCのUSBコネクタに接続すると、標準ドライバーの「Rockfire USB SpaceHunter」がインストールされます。
「regedit」を起動
レジストリーエディタを起動します。
「SpaceHunter」を検索
レジストリエディタ起動後、検索画面で「SpaceHunter」を検索します。多少時間がかかりますが、検索終了するまで待ちます。
検索終了
「OEMName」の修正
「OEMName」を選択し、マウス右クリックで「修正」を選択すると左のような画面が表示されます。
名称変更
値のデータのところを「FrexGP Hshift+ 8speed」に変更します。変更後、レジストリエディタを終了します。
変更後のゲームコントローラー名
ゲームコントローラー名が「FrexGP Hshift+ 8speed」に変わっています。
「GT Legends」のコントローラーセッティング
「GT Legends」のコントローラーセッティングで、1速〜7速、リバースを設定したところです。
プロパティ
各ボタンの番号は下の画像のシフトポジションと同じです。
X軸とY軸は下の画像の2箇所のスイッチになります。
スライダは、付属のボリュームになります。「Clutch+」で使うことになります。
各ボタンやボリュームのキャリブレーションは、「設定」タグに「調整」ボタンがあるのでボタンを押すとウィザードが起動しますので、画面の指示に従ってボタンやボリュームを調整して行きます。
本体とプロパティの対応


6.使用した感想

1)本物志向を目指すマニアには必須

「GPL」や「GT Legends」などヒストリックカーでは必須アイテムと言っても過言ではありません。「FREX GP Shift+」と比べるとどうしてもシフト操作が若干ゆったりしてしまいます。そのためか、それともまだ慣れていないためか「FREX GP Hshift+」を使用すると若干タイムが落ちてしまいます。でも、操作の忙しくない4段変速の「Lotus Elan 26R」を「FREX GP Hshift+」を使ってドライブしていると、やっぱこれだなって納得しちゃいます。速く走ることより操作することによる臨場感を十分楽しむには「FREX GP Hshift+」が一番です。

2)固定位置は重要
スムーズなシフト操作をするには「FREX GP Shift+」以上に「FREX GP Hshift+」は固定する位置が重要になります。実際の車では、手をハンドルからシフトノブへ移動してみると、自然な感じで手がシフトノブへ移動するのが分かると思います。いろいろ注意して操作してみると実車ってよく考えられて作られているんだなと関心してしまいます。「FREX GP Hshift+」の固定位置もいろいろ移動して自分に合った操作し易いポジション探す必要があります。操作し辛い位置だと、どうしても操作がぎこちなくなりますし、シフトミスもし易くなります。


スプリング折損&対処方法(2009/09/24)

内臓されているスプリングが折れてしまいました。折れたスプリングを加工する対処方法です。
画像 説明
シフトレバーをニュートラルにするスプリングが折れてしまいました。
ホームセンターで同じサイズのものを探しましたが、この太さだと長いサイズしかなく同じサイズのものがありませんでした。
そこで、折れたスプリングを左の画像にようにペンチを使用して、ネジが固定できるよう輪になる部分を加工して作りました。
本来、スプリング千先端のリングはセンターですが、加工上、端になっています。この加工、コイルの線自体が太く強力なので以外と大変でした。手で広げることはまったく不可能です。

手順としては、
@折損した側にスプリング、1巻き目に鉄製のプレート2枚を差し込んで「グッ」と押し広げます。手元に鉄製のスクレーパーがあったので使用しました。
Aコイル側をパイプレンチ等で挟んで、コイルが広がらないように固定します。
B少し開いた1巻き目をペンチで左の画像のように広げます。

作業時の画像が掲載できなくて分かり難いかと思いますが、出来上がっちゃってから気がついたので、ご容赦を。。。m(_ _)m
左の画像はネジをスプリングに取り付けたところです。
1巻き分を左の画像のように使用しましたが、これだけでもシフトのリターン力はかなり強くなります。


ヘルパースプリングHshift 追加(2011/10/31)

Hshift+にボルトオンできるヘルパースプリングHshiftを購入し取付けました。シフトの横方向、5速、6速、7速、リバースシフト時のスプリング力をアップすることでシフトミスを防止するとのことです。
ぺルパースプリングHshift  
 
ぺルパースプリングHshiftをFREX GP Hshift+ 取付け

今まで、折れていたスプリングを流用していましたが、この機会に標準品に交換しました。1本単位で販売されていますので、今回は2本とも折れていたので2本購入し交換しています。
内臓スプリングを標準品に交換

バネ秤でヘルパースプリング取付け前と取付け後のテンションを測ってみました。
シフトレバーのテンション
  左⇔ニュートラル ニュートラル⇔右 ニュートラル⇔3速 ニュートラル⇔4速
ヘルパースプリング取付け前 600g 400g 960g 960g
ヘルパースプリング取付け後 600g 800g 960g 960g
上記表を見ると判りますが右側へのテンションが強くなっています。






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