2006/02/10 公開



FREX GP Clutch+ & SimClutch+


「FREX GP Pedal kit」「FREX GP Hshift+」を揃えたので、やっと「FREX GP Clutch+」「FREX GP SimClutch+」を購入しました。


1.Clutch+ の組み立て手順

FREX GP Clutch + 全パーツ
これに簡単な説明書が付いています。
これに「FREX GP Hshift+」に付属してるボリューム(抵抗器)が必要です。


FREX GP Clutch+ の組み立て
「FREX GP Hshift+」に付属してるボリュームは「FREX GP Deluxe Pro Pot 」のボリュームと違って、固定ナットが付いています。
付属のボリューム固定用のブロックは使用しません。
ボリュームリンク用のブロックは2種類付属しています。よく見ると画像左側のブロックはボリュームの軸取り付け部内側が削られていて穴が若干大きくなっています。
「FREX GP Hshift+」に付属してるボリュームを使用する場合は、右側のブロックを使用します。
リンク用の軸は3本付属していますが、2番目に長いものを使用しました。また、リンク用ブロックには下から2番目の穴を使用しました。画像は一番上を使用していますが、これだとボリュームの軸にぶつかってしまいました。
クラッチペダルアームの軸部分にスペーサーを取り付けたところです。
ストッパーは左側のフレームに取り付けます。
これは、ブレーキペダル組み立てと同じになります。
アクセルに使用していたスプリングをクラッチ用に使用します。
「FREX GP Clutch+」にはアクセル用の黒いスプリングが付属していますので交換します。
このスプリングに交換したらアクセルが前よりもいい感じになりました。
アクセル用に使用していたスプリングを太いスプリングの中に入れて使用します。
スプリングとアームをフレームに固定した画像です。
フレームの固定は、「FREX GP Clutch+」に付属している長いボルトに交換して固定します。




2.SimClutch+ の組み立て手順

FREX GP SimClutch+ の組み立て
この他に説明書が付いています。
ベースとなる台を組み立てます。
U字金具の穴に、プラスチックのパーツを組み込みます。
スプリングを組み付けます。(かなりぼやけた画像です。)
全パーツを組みつけるとこんな形になります。
ここまでの組み立ては結構簡単です。各部のボルトの締め付けは仮止め程度に締め付けておきます。完全に締め付けるのはフレームに取り付けてから行います。
「FREX GP Clutch+」のフレームに取り付けてペダルにL字金具を取り付けます。各部のボルトを完全に締め付けます。
この取り付け、けっこう大変でした。フレーム内にナット入れるのですが奥のボルトのときは、指が届かないので棒を使ってナットを奥に入れました。
「FREX GP Clutch+」のスプリングと「FREX GP SimClutch+」のパイプが干渉しないように取り付け位置を調整します。
パイプとスプリングが干渉しているとクラッチが完全に切れなくなります。
「FREX GP SimClutch+」のスプリングを固定するU字金具を固定する際、注意が必要です。
1.黒いボルトは完全に締め付けないで少し緩めに締めます。
2.次に、U字金具内側のロック用ナットを締めますが、この時、黒いボルトが回らないようにします。
3.画像のように、「FREX GP Pedal kit」に付属している工具を使用すると便利です。
クラッチペダルを踏み込んだ時の画像です。
「FREX GP SimClutch+」のスプリング部がカクンと倒れこんだ時がクラッチが切れた感触と同じになります。




3.調整

クラッチボリュームの調整
画像が見にくいのですが、マイナスドライバーを使って調整します。
1.ボリュームに取り付けたブロックを緩めておきます。
2.次の画像のプロパティのスライダを見ながら、マイナスドライバーを回して、赤いスケールが消える位置を見つけ出します。
3.スケールが消えた位置でブロックのボルトを締めて固定します。
4.ペダルを目いっぱい踏み込んでスケールが最上位に来ることを確認します。
5.もし、最上位にこない場合は、クラッチを離しているときのボリュームの位置が戻し過ぎなので、最微調整します。
クラッチペダルを離している状態です。
スライダ部には赤いスケールが出ていません。
クラッチペダルを目いっぱい踏み込んだ状態です。
スライダの赤いスケールが最上位に来ていることを確認します。




4.使用した感想

乗用車は、オートマなのでクラッチを使用するのは久々です。クラッチが切れる瞬間の感触は実車と同じで、スプリングが強いので強化クラッチを使用している感触です。クラッチ切れるときの感触はかなり感激します。「FREXさん、ここまでこだわってやってくれるのね」って感じです。
こうなると、減速時のヒール&トゥは必須です。ところが、私、そんな難しい技できませしぇ〜ん。いまだに、左足ブレーキでやってますが、日々練習の毎日です。



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